昨日のニュースですが、今年の5月に東京都内で起きたある交通事故について報じられていました。
30歳の医師の男性がイヤホンをつけたまま「ながら運転」をしていたところ、出会いがしらに
乗用車に接触し、急ハンドルを切った乗用車が別の自転車に乗っていた女性撥ねて重症を負わす
という事故でした。
最初の事故の当事者であるイヤホンをつけて自転車を運転していた男性はその場から逃げていた
ようですが、今回警察により轢き逃げの容疑で送検されたとの事です。
この男性は何故逃げたのでしょうか?
もしかしたら自転車保険(個人賠償責任保険)に加入していなかったのでしょうか・・・
警視庁の発表によると、自転車事故を起こした人のうち自転車保険に加入していた割合は60%
に留まるそうです。
19歳以下であれば71%の加入率となるのですが、25歳以上では56%に留まるそうです。
この数字は自転車事故を起こした人における加入率ですので、自転車全体を見たときは無保険の
割合はさらに増えるかもしれません。
ニュースなどで取り上げられる事も増えていますので、自転車保険の必要性を認識している方は
多いとは思いますが、未だに保険に入っていない方がまだまだ多いというのが現実です。
事故が起きてからでは手遅れです。今一度ご自身やご家族の自転車事故に対する備えが出来て
いるかを確認してみて下さい。