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2020.10.23

賃貸住宅の火災保険、なんのために入っているのでしょうか

賃貸住宅を契約したとき、不動産屋さんで火災保険の加入手続きをしませんでしたか?
言われるがままに手続きをした人は多いと思います。
保険の目的や補償内容を十分に理解して加入した、という人はほとんどいないのでは?!
かつて保険の仕事をする前の私は、そうでした。
賃貸マンションのときも、仕事場の事務所物件の契約をしたときも、マンションを購入した時も、不動産屋さんや銀行の人から言われるがままでした。
賃貸物件の場合、不動産屋さんのすすめる保険の主な目的は、家主さんへの補償のための「借家人賠償」と、「個人賠償(日常生活賠償)」の補償です。
これらは、借りる側にも大切な補償です。
ですが、自身の大切な財産の「家財(家具や家電、衣服、バッグや靴など)」の補償はどうでしょうか?
火災保険の補償は、プランによって、大きく差があります。火事のときの補償だけではありません。
落雷、ひょうや雪での被害、台風などの風災、大雨などの風災、盗難、水濡れ、突発的な被害の破損汚損、地震など、様々な補償があります。
自分は大丈夫!! と思っていても、隣近所が火事になったときの消火作業によって、被害を受けることもあります。
この場合は、よほどの場合でない限り、火事になった人に補償を求めることはできません。
自分の財産は自分で守るしかないのです。
火災保険が不要な人はいません。加入されていない人は、ぜひ、加入してください。
加入している人は、補償内容を、知ってくださいね。

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