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2025.09.01
自動車保険の保険料が値上げとなります。
東京海上日動は今年の10月から、損保ジャパン、三井住友海上、あいおいニッセイ同和は
来年の1月から8~6%位の値上げとなるようです。
自動車保険の値上げについては毎年のように上がっているので、
お客様の不満が高まっているのはよく理解しています。
しかし、事故による支払保険金が大きくなっていることも実感しています。
保険会社の支払保険金を抑えるような努力が足りないと感じる部分もあります。
何より保険料が上がることで心配なのは無保険の車が増えていることです。
特に高齢者の保険料が高くなっています。
一般的な年金生活者は様々な物価が上がり生活が大変になっています。
その中で自動車保険料が高くなると保険加入をあきらめてしまいます。
高齢者の保険料が高いのは事故の確率が高いからです。
その人が無保険なほど怖いものはありません。
実際被害者になったら、保険に加入していれば賠償を受ける事ができます。
しかし、無保険であれば相手から賠償を受けることも難しくなります。
よく弁護士事務所が示談金を増額する等の宣伝をしていますが、
相手が賠償資力がなければ無理です。
無保険であれば、こちらの自動車など物に対する賠償はありません。
自分の車を修理する費用は自分で支払うことになります。
また、その間の代車費用などもありません。
このような事態に備えるには、車両保険の加入が必要です。
また、ケガや休業補償などの損害については自賠責があればそこから補償を受けれますが、
120万円までの補償しかありません。
このような事態に備えるには人身傷害補償となります。
交通事故被害や犯罪被害を受けた方が、相手に賠償を求めるにはかなり費用と労力がかかります。
無理なく全員が保険に加入できるように、過度な請求や不必要な出費を抑えるように
保険会社も努力しないといけません。
また、事故を減らすように努力をしないといけないと思います。
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