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2021.10.19

何歳から加入すべき?20代からがん保険は必要?

一生涯のうち日本人の2人に1人ががんに罹患し、3人に1人ががんで亡くなっています。
とはいえ、若い20歳代では「がん」になるということが身近に感じることがないため、がん保険はまだ必要ないと思ってる方も多いと思います。

ここではがん保険は何歳から加入すればよいのかを考えていきましょう。

 

がん保険は何歳から加入できる?

がん保険の加入年齢は、各保険会社が定める年齢の範囲内であれば、加入することが出来ます。多くの場合、0歳から70歳代の方が加入出来るようになっています。

加入する場合、健康状態の告知が必要です。

持病や入通院歴があると加入できない場合もありますので、若くて健康な人の方ががん保険への加入はしやすいということです。

 

がんになる確率が上がるのはいつから?

がん患者数は男女とも年々増加傾向です。

20歳代から50歳代前半までは、男性よりも女性の方ががんに罹患する確率は高くなり、その後は男性が上回ります。

女性は30歳代から乳がん・子宮がんの罹患率が上がり、男性は50歳代から前立腺がんの罹患率が急速に上がります。

 

生涯でがんになる確率は?

日本人が一生涯でがんになる確率は、
男性 65.0%(2人に1人)
女性 50.2%(2人に1人)

※国立がん研究センター 2018年データに基づく
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

確率は男性の方が高いですが、統計上は男女とも2人に1人はがんになるリスクがありますね。

累積がん罹患リスク(2018年データに基づく)
部位 生涯がん
罹患リスク(%)
何人に1人か
男性 女性 男性 女性
全がん 65.00% 50.20% 2人 2人
食道 2.50% 0.50% 41人 186人
10.30% 4.70% 10人 21人
結腸 6.40% 5.80% 16人 17人
直腸 3.70% 2.20% 27人 45人
大腸 10.20% 8.00% 10人 13人
肝臓 3.20% 1.50% 32人 66人
胆のう・胆管 1.50% 1.30% 66人 75人
膵臓 2.60% 2.60% 39人 39人
9.90% 4.90% 10人 20人
乳房(女性) 10.90% 9人
子宮 3.40% 30人
子宮頸部 1.30% 76人
子宮体部 2.00% 50人
卵巣 1.60% 64人
前立腺 10.80% 9人
甲状腺 0.60% 1.70% 178人 60人
悪性リンパ腫 2.30% 2.00% 43人 50人
白血病 1.10% 0.80% 95人 133人

出典:国立がん研究センターがん情報サービス「最新がん統計」

 

上記の表を見ると、男性は前立腺がんが10.8%と一番高く次に胃がんの10.3%、大腸がんの10.2%と続きます。

女性は乳がんが10.9%と突出して高く次に大腸がんの8%、結腸がんの5.8%となっています。

 

20歳代の人ががんと診断される確率は?

では20歳代でがんと診断される確率はどのくらいあるのでしょうか。

日本人の2人に1人ががんになると言われていますが20歳代でがんになる確率は、

国立がん研究センターの集計結果によると、人口10万人対して「20~29歳」は、31.1人となっています。

男女別で見てみると、20~39歳までのがん患者の約80%は女性です。

このように若い間は女性の方ががんのリスクが高いことがわかります。

 

20代でがん保険に入るメリット

若いときのほうが保険料は安い

保険の保険料は、リスクに応じて保険料が公平となるように計算されているため、若い間はがんになるリスクが低いため保険料が安くなっています。

例えば、20歳男性・払込期間:60歳・保障期間:終身・日額10,000円の場合
(参考:三井住友海上あいおい生命 &LIFEがん保険スマート)

保険料は 月額4,662円 ですが、40歳では 月額11,600円 となります。

トータル保険料も20歳では 2,237,760円 ですが、40歳では 2,784,000円 と高くなります。

若い間に入ったら長い期間保険料を払わないといけないから高いのでは?と思いがちですが、早く入った方がトータル保険料も安いですね。

 

がんになってからがん保険に加入するのは難しい

生命保険に加入するには健康状態の告知が必要になります。

どんな保険に入るにもがんになってからでは入ることは出来ません。

今までご相談の中で、若い女性が健康診断や検診で、「子宮頸部異形成(軽度異形成・中等度異形成・高度異形成の3種類)」と診断されたので保険に加入したいと申し出がありましたが、異形成と診断されると医療保険やがん保険の加入がかなり難しくなります。

近年、20~30歳代の女性に急速に増加しています。
※子宮頸部異形成とは・・・子宮頸がんの前段階(前がん病変)です。

https://ganjoho.jp/public/qa_links/dictionary/dic01/modal/dysplasia.html

 

20代でがん保険に入るデメリット

時代とともに変わるがん治療に、保障内容が合わなくなるおそれがある

昔と今を比べると、昔は開腹をし手術をしていたので入院がとても長くかかっていました。それが今では「腹腔鏡手術」が出来るようになり、開腹せずに3~4か所の小さな穴からがんを取り出すことが出来るので入院も短くなりその後通院で治療をするようになりました。

放射線治療も、昔は健康な細胞にも照射することによりダメージを与えてましたが、今はがん細胞にピンポイントに照射(重粒子線治療)することができ、健康な細胞を傷つけません。

このように時代とともにがんの治療は変わっていきますので、保障内容が合わなくなる可能性があります。

<Point>治療費が出る保険に入っておくと見直しは必要なく、その時代に合った治療を受けることが出来るので安心ですね。

 

まとめ

20歳代の方は、がんのリスクは低いがゼロではないということ。

もしもの経済的リスクを考えて、貯蓄と保険で備えるのがベストです。
貯蓄は、自由度が高く必要な時にすぐに引き出せるというメリットがあります。

ただ、貯蓄は増えるまでに時間がかかり、もしその間にがんになってしまったら生活費や治療費の不安があると思います。

若い間は安い保険料で入ることが出来ますので、もしがんになってしまったら・・・をリアルに考え、自分に必要な保険は何かを考え、なるべく早くがん保険の加入を検討しましょう。

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