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自動車保険は事故で保険金を請求すると、翌年度の保険料が高くなります。

無事故の方は、等級が進み保険料が安くなる仕組みとなっています。

火災保険にはこのような制度が今のところありません。

もし被害に遭われたら、気にせず保険金を請求してください。

多くの火災保険の契約は、被害に対して保険金をお支払いする仕組みになっているので、
修理していなくても保険金をお支払いできます。

ただし、被害に遭った箇所を修理しなくて、再度災害の際に保険金を請求しても
保険金はもらえません。

火災保険は生活再建を優先する為に、このような保険金支払いで運用してきたのですが、
何度もお金をもらいたいという不正請求をする方も増えてきています。

それにより保険金の支払いが増えており、保険料が高くなっています。

対策として、今後は等級制度や指定修理業者により見積りをして修理する等の
運用などに変わるかもしれません。